恐怖症ってどんなもの?

恐怖症ってどんなものがあるでしょう?

よく耳にするのは、

*高所恐怖症

*閉所・暗所恐怖症

*生き物恐怖症(ゴキブリ、セミ、鳥、犬、猫など)

*水恐怖症

*尖端恐怖症

*乗り物(飛行機、電車、車)恐怖症

などなど。

 

恐怖症とは、人間の防衛本能が過剰になったものです。だから、

「塀も柵もなにもないビルの屋上に立つのが怖い」というのは

恐怖症ではありません。それは、人間の適切な防衛本能です。

もし、「丈夫なビルのガラス張りの窓辺に近づけない」

「ベランダに出られない」といったものであれば、高所恐怖症といえます。

 

これらがカウンセリングで改善されるって、ご存知でしょうか?

 

恐怖症をお持ちの方は、

高いところが怖いとか、ゴキブリを見るだけで寒気がするとか

それが当たり前で治るとも治そうとも思っていないことが

多いようです。

これまでそれでもやってきたし…とそのままにしがちです。

 

でももし、

*部屋でゴキブリを見つけてしまい、家にずっと入れないし、

 殺虫剤すらかけることができない。

*出張で飛行機に乗る度に生きた心地がしない。

*トイレに入る時に怖くてドアが閉められない。

*プールに入れない。

などなど。そんな心の負担がなくなったら、

どんなに心地よく楽しく暮らせることでしょう。

 

恐怖症のカウンセリングの特徴

恐怖症のカウンセリングは、幼い頃の決断を探って決断し直す…といったものとは、ちょっと違う方法で行います。

 

怖くない所から少しずつ始めて、正しい認知を取り入れながら少しずつ怖い感覚を減らして行きます。

 

恐怖症のカウンセリングのいいところは、あまり深刻にならずむしろちょっと楽しい感じで進められること、止めたくなったらいつでも止められること、そして途中で止めたとしてもそこまでの効果があるところです。

 

※恐怖症になった原因の出来事がある場合は、その場面でのカウンセリング(感情処理)を行うことがあります。